FXを初めて間もない初心者の方にとって、最も重要となるFX用語の1つがスプレッドです。
FXを行っている方たちの間ではとてもよく使われている専門用語です。
今回は、このスプレッドについて、FX初心者の方にもわかりやすく解説していきたいとおもいます。
スプレッドとは

スプレッド(spread)とは広がり・幅・広さという意味で、FX用語のスプレッドでも同じ意味で使われていて、買値と売値のレートの差のことを指しています。
簡単に言ってしまえば、スプレッドとは毎回取引するたびにFX会社へ支払う手数料の事だと認識して下さい。
実はこのスプレッドがFX会社の利益に直結しています。
FXにおいてスプレッドは非常に重要なので確実に把握しておきましょう。
各FX会社によって、スプレッドの広さに違いがある
このスプレッドの狭さと広さはFX会社によって違います。
スプレッドが狭い=手数料が低い
スプレッドが広い=手数料が高い
という意味で、スプレッドが狭いほうが手数料が少ないという事なので有利な取引ができます!
FXは相場の変動を利用しながら通貨の売買を取引しますが、この取引の上で、通貨を買う場合の値段と通貨を売る場合の値段があります。
スプレッドとは売値と買値のレートの差で、実はこのスプレッドが、FX会社の利益に繋がっているのだと説明してきましたが、実をいうとこのFX会社のスプレッドは、各会社ごとに独自のスプレッド幅をもっています。
FX会社が各自でだしているスプレッドは、FX会社実質の儲けとなる部分なので、企業の努力の結果で会社によっては、インターバンクのスプレッドよりも狭いスプレッドにしているFX会社もあったりします。
何故FXはスプレッドをインターバンクよりも狭くできるのか、その理由は、インターバンクでの取引を行う際は、取引に対しての信用が必要になりますが、FXで取引をする場合は、担保としてFX業者に事前に預けてある証拠金があるためです。
原則固定スプレッドとは?
スプレッドについて話をする時に忘れてはいけないのは、原則固定と言うスプレッドのシステムが存在するという事です。
原則固定スプレッドと言うのは、『原則的には動く事のないスプレッド幅ですが、場合によっては、動く事もあります』と言う意味です。
原則固定スプレッドが変動するとき
原則固定スプレッドが、変動する場合の要因はいくつかありますが、一番多いのは指標発表前後や為替相場の変動が激しくなる時です。
特に経済指標が発表される時は、為替が大きく動く為、スプレッドもかなり変動します。
FX会社としてはその時には通常時よりもスプレッドを広げることが多々あるので、場合によってはスキャルピングなどの短気のトレードをしたらマイナスになってしまう可能性があります。
経済指標の中でも、特に相場の変動が大きいのは、毎月第1金曜日の夜に発表されるアメリカの雇用統計です。
そのときにスプレッドを見れば、スプレッド幅が広がるのがわかります。その他にも流動性の低い時間帯、つまり取引の少ない時間にもスプレッドは変動することが多く、それはなぜかというと、大きな取引があると一気に相場が動くからです。
まとめ
多くのFX会社がこの原則固定を採用していて、もちろんFX会社によっては、原則固定ではない所もあります。
スプレッドの差が同じならば、原則固定のFX会社を選んだ方が安全だと思います。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。