FXは、少ない金額で大きなお金を動かせる、初期費用の少ない投資の一種です。
少ない金額で大きなお金を動かせる仕組みをレバレッジといい、これに関しては以前説明をさせていただきました。
⇒初心者でもわかるレバレッジ!では、実際いくらくらいの資金ではじめられるのか?という疑問について、一緒に考えていこうとおもいます。
投資と資産の比率
投資と名のつくものは、世の中にたくさんあります。
株式取引や先物取引、投資不動産などもありますね。
投資を始める人それぞれに生活があるように、経済状況もまた千差万別です。
ここで、「投資に費やす資金に、自らの資産のうちのどれくらい割くか」という問題に着目しようと思います。
全て投資にまわしてしまっては、もしその投資が失敗したときに受けるリスクが大きすぎるのは、誰が考えてもお分かりいただけますね。
では、半分だとどうでしょう。
貯金が半分なくなってしまう、と考えるとこれもリスキーに感じるかもしれませんね。
では、投資に3割割いた場合はどうでしょう。
残してある資産が7割あるので、ダメージがあっても自らに降りかかるリスクは前者2つに比べると少ないですね。
目安としてはこれくらいの割合で、投資する金額を決めていって良いと思います。
ただし、初心者がいきなり大きい額で取引を始めると、失敗したときの傷も大きくなりますし、投資に心も折れやすくなります。
資産に対して1割くらいの金額を上限に投資をしていって、慣れていくほうがベターでしょう。
FXはどれくらいの資金で始めることができるのか

上記を踏まえて、ではどれくらいの資金でFXを始めていけば良いのか、考えてみましょう。
FXはレバレッジというシステムを利用することができるため、自分自身で持っている資金よりも大きい金額の取引を行うことができます。
「100万円の取引を行いたい!」と思ったところで、100万円の資金が必要かといわれれば、そうではないということです。
世間一般の平均で言えば、おおよそ10万円程度から始める人が多いようです。
レバレッジは最大25倍まで利用できるので、10万円の資金があればおおよそ250万円までの取引が行える計算になります。
ただし、レバレッジの倍率が増えればそれだけ損失も大きくなります。
念頭に入れた上で、レバレッジの設定を行ってください。
上記のことを踏まえると、たとえ初期の資金が1万円であっても、25万円までの取引であれば行える計算になります。
実際、1万円でも取引は行えます。
始めようと思えば、かなりの少額でも始めることはできるということがおわかりいただけたでしょうか。
前項でもお話したように、経済状況は人によって千差万別です。
生活資金を食いつぶさないように、程ほどの金額で始めるのが一番ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初期投資、と聞いて尻込みする方もおそらくいるかとは思いますが、思ったよりも手ごろな金額からFXが始められることを、お分かりいただけたかと思います。
ただし、レバレッジにはそれ相応のリスクがあります。
ハイリスクハイリターンばかり狙わないよう、堅実にチャートを分析していきましょう。
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