今回はFXトレードのやりかたについて、わかりやすく解説したいと思います。
どのような商売であっても、利益を向上させるためには、安く仕入れて、高い値段で売ることが大切です。
FXでも、これは基本中の基本です。安く通貨を買って、値上がりしたら、高く売って利益を得ます。
まずは基本から覚えていきましょう。
通貨の売買とは?

外国為替証拠金取引(FX)とは、簡単に説明すると、他の国の通貨を売買する取引の事をいいます。
通貨を売買って?どういうことなのか、分かり辛いかもしれません。
もしあなたが海外旅行に行く時に、円をドルに交換したとします。窓口で円を渡して、同じ価値のドルをもらう。
その時に銀行が少しだけ手数料を差し引きますが、これは要するに円でドルを購入したということですよね。
さて、例えば1ドル=100円のときに1ドル買ったとします。
そのあと海外旅行が突然中止になったため、購入した1ドルを円に戻そうとしたとき、レートが1ドル=102円に上がっていたら?
もちろん戻るのは102円です。手数料を無視して考えれば、2円のプラスになります。
たとえが1ドルだからショボイですが、もし1万ドルを売買していたら2万円のプラスです。
これが10万ドルなら・・・・テンションあがりますね!
この流れが基本のFXです。
FXトレードの流れ

FX口座に入金ができたら早速、トレードを行ってみましょう。
FXのトレードは売ってから買う、または買ってから売るまでが一つの取引の流れになります。
通貨ペアを決める
FXトレードを始めるにあたって、まず最初に決めなければいけないのが『通貨ペア』です。
トレードは通貨の交換によって行います。通貨にはUSD/JPY(アメリカのドルと日本の円)や、EUR/USD(ヨーロッパのユーロとアメリカのドル)等、FXには沢山の種類の通貨ペアが存在します。
トレードができる通貨ペアは最初から決まっていて、USD/JPYやEUR/USD等の表記する順番までが、世界共通で統一しています。
そして、通貨ペアの左側の通貨を基軸通貨、または取引通貨と呼び、実際に取引される通貨です。
もう一方の、右側の通貨は、決済通貨といい、取引の差損益やスワップ金利の受取りと支払いなどは決済通貨で行われます。
もっとも初心者におすすめな通貨ペアはUSD/JPY(米ドル/円)で、通貨ペアの基本と言われています。
トレードスタート
FXトレードは通貨を売り買いする事でスタートします。
最初に通貨を売り買いすることを、FXでは『エントリー』と呼ばれています。
現在のレートが下がる(円高)と感じたら売り、上がる(円安)と感じたら買いでエントリーして取引をスタートします。
ポジションを持つの意味は?
売ってから買う、または買ってから売るまでが一つのトレードの流れになると説明しました。
ということは、エントリーしただけでの状態ではトレードは成立していません。
たとえば買いから始めた場合、買った通貨を売るまでトレードが続きます。
つまりエントリーと逆の注文をしてトレードを終了させる事を、決済といいます。
FXでは、エントリーから決済するまでを、『ポジションを持つ』といいます。
このポジションを持つという言葉をFXトレードではよく使います。
タイミングを見て決済する
FXには満期日というものがないので、自分で決済するタイミングを決められます。
ポジションを持ったら、相場の動きを警戒しつつ、決済するタイミングを探りましょう。
ただ注意して欲しいのは、確かに自分で考えて、決済のタイミングを決められますが、買った外貨が暴落してしまったり、売りから入った通貨が暴騰してしまったら・・・
相場に思わぬ激しい変動があり、証拠金維持率が基準を下回ったとき、強制決済(ロスカット)されてしまうので、注意が必要です。
まとめ
今回はFXトレードのやり方を解説させて頂きました。
初心者でもFXで利益を出すためには、売買をする前にトレードスタイルを決めたり、細かい売買をしていくことが重要です。
日頃からFX会社のニュースやメルマガを確認したりして、情報分析などをしていきましょう。
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