「一回で二度の注文をするOCO注文」
反対の2つの注文
2つ注文をして1つの注文が成立した場合もう1つの注文が取り消すやり方をOCO注文と言います。
例えば、高いレートになったときの売り注文、安いレートになったときの売り注文の2つを出して、先に該当するものが成立します。
しかし、この2つの注文に優先順位はありません。
例)1ドル128円で買ったものがあったとして、現在円安になっており1ドル130円になったら
2円の利益が出ていることになりますね。
これを即決済すれば2円の利益が確定されます。
しかし円安が更に進んだ場合は進行した分の利益を得ることは出来ません。
逆に、円高になれば利益の損失を生んでします事になります。
そこで、131円の指値の売り注文・129円の逆指値の売り注文を同時に出すのです。
こうすると、前者では3円の利益・後者では1円の利益確定になります。
このような決済注文を2つ出せるやりかたをOCO注文と言います。

「利益確定の値幅を広げるのも一つの手段」
利益確定と損切の値幅を同様に設定して勝率が5割であれば収支は同じくらいになります。
同じ勝率が5割でも、利益確定の値幅を大きくしておけば利益は出ます。
💡OCO注文のメリット・デメリット
メリット
事務的に利益の確定や損切が出来る。
デメリット
大幅に変動が大きい場合は、利益確定の利幅を変更する前に利益確定をされる場合がある。
更には注文の半分だけとと言ったような一部決済の注文ができない。
「設定しておきたい損切り」
外国為替は比較的、きれいなチャートを描く傾向があります。
外国為替は世界中の人が参加します。そして貿易の決済に使用する商社、旅行会社も参入します。
とてつもなく膨大な資金が動くのでファンダメンタルズに素直に反応する場合もあります。
それなので、一歩的に変動しだすと損失はかなりおおきなものになってきます。
チェックする時間がなかなか取れない場合は、自動売買で損切を設定しておきましょう。
💡為替は一方方向に動きやすい
損切り:損失を限定できる。(自分で損切の目安をつけてそれに達したら決済すると損失は広がらない)
ロスカット(強制決済):かなりの損失を生みだしてしまう。
このように注文方法には色々とありますので、
自分に合ったものや、自分の現在の生活環境(夜は必ず20時には帰宅できる、など)を
考えて少しでも損失を小さくして1円でも利益がでるように頑張って行きましょう。
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