FXの取引に役立つオプションの知識とは(NYオプションカット編)

あらかじめ決められた期間か期日までに、定められた価格で外国為替取引を行うことができる権利の事を通貨オプションといいます。

今回はこのオプションについて、初心者の方にも分かり易く解説していきたいと思います。

NYオプションカットとは

FX会社が配信しているニュースでよくでてくるオプション関連の話に、NYオプションカットという言葉がでてきます。

NYオプションカット(ニューヨークオプションカット)とは、ニューヨーク市場ではAM10:00(夏時間はAM9:00)日本時間ではAM24:00(夏時間ではPM23:00)の通貨オプションのカットオフタイム(最終的な締め切り時間のこと。通貨オプションでは、前以て決めらている支払期限の最終的な締め切り時間のことで、それとは別に、海外送金の場合は、送金の指図をする時の受付の締め切り時間。)のことをいいます。

そして、通貨オプション取引とは、ある特定の通貨を、権利行使期間(あらかじめ決められた期間か期日の事)に、権利行使価格(あらかじめ決められた価格)で、買う権利か売る権利を売買する取引の事です。

ニューヨーク市場では一般に、この通貨オプションが頻繁に取引されていて、特にこの時間帯では、オプションの行使をめぐって、原市場であるFX市場でも売買が活動的になり、相場が大きく変動する事があります。

これは、カットオフタイムと呼ばれていて、上記でも説明したとおり、通貨オプションの権利行使の最終的な締め切り時間の事です。

具体的に説明すると、例えば30日後にドル円を110円で100万ドル買う権利といった感じです。

この権利を売る方は、銀行や証券会社といった金融機関で、もう一方の買う方は大手の貿易企業や、投資が目的の金融機関になります。

先ほど例えたのと同じく、30日間ドル円を105円で買える権利を100万円としたとしましょう。

その場合、買った方はオプションカットの時にドル円が105円よりも安い場合は権利を使用する必要はないですが、もしドル円が105円よりも高くなった場合はその権利を利用します。

例えばドル円が110円になったとしたら、市場で110円で売ってすぐに買い戻せば5円の利益を得る事ができます。

ですが逆に、100円に近い場合はどうなるとおもいますか?
権利を買った方は100円より高いときに終わらせたいですが、反対に売った側はそうならない為にドル円を売る行動にでるかもしれません。

そういった思惑によって売買が動いていくので、NYカットの時間帯では、設定された価格近づくことが多い動向にあるようです。

まとめ

必ずしも、このNYカットオプションで買いなのか、それとも売りなのか、明解な理由は何一つないのですが、トレンドのターニングポイントになる事もあるので、その点に注意しつつオプションカット時間以降の動きにも注意を払う事が必要です

参考までに一言申しますと。手数料を支払っている買い手の方が不利であるという説がありますが、絶対ではないです。