初心者でもわかるFXにおける移動平均線

以前、テクニカル分析について解説を行いました。

⇒初心者でもわかるFXのテクニカル分析とは

今回は、このテクニカル分析における指標のひとつであり、世界中で最もポピュラーとも言える「移動平均線」について詳しく解説していきます。

 

移動平均線とは

移動平均線とは、ある一定期間の為替レートの各終値を平均化してつないだ線のことを指します。

移動平均線は英語で言うと「Moving Average」。

この頭文字を取り、「MA」と呼ばれる事もあります。

 

移動平均線の計算方法

例えば「10日平均線」ならば、過去10日間の終値の平均値をその日ごとに計算し、1本のラインにしていきます。

要するに、日足の場合

(過去○日分の終値の和)÷日数=移動平均線

となります。

 

デイトレードやスキャルピング、スイングトレードなど投資方法によって期間の取り方は異なってきます

スキャルピングのように細かい時間で取引を行うスタイルの場合は、5分、15分というような移動平均線を利用していくことになります。

 

移動平均線でチャートを読む

移動平均線は、上昇トレンドのとき右上に向かって推移していきます。

そして、価格は平均線の上にあることがあります。

逆に、下降トレンドのときは右下へ向かっていきます

取引価格と移動平均線が大きく離れている場合は、その差を埋めようという動きが出てきたり、トレンドの転換点となる部分が見えてきたりします

ゴールデンクロスとデッドクロス

トレンドの転換点を見極める移動平均線の見方に、ゴールデンクロスデッドクロスというものがあります。

短い期間で設定した短期移動平均線(短期線)と、長い期間で設定した長期移動平均線(長期線)の2本の線設定し、その推移などを見ていくのですが、これらの位置や動きを見ていきます。

 

ゴールデンクロス

ゴールデンクロスは、短期線が長期線の下にあり、かつ短期線が上昇し長期線を下から上に突き抜けた状態を、ゴールデンクロスと呼びます。

トレンドが上昇傾向に変わってきたときに現れやすい、ひとつの「買いの指標」になります。

 

デッドクロス

デッドクロスはゴールデンクロスとは逆です。

長期線の上にあった短期線が、上から下へ突き抜けた状態をデッドクロスと呼びます。

トレンドが下降に転じたときに現れやすく、ひとつの「売りの指標」になります。

 

まとめ

今回は、移動平均線についてまとめました。

利用するFX業者やソフト・アプリなどでも、移動平均線を表示させるツールというのは存在しているかと思います。

それらを一度表示させてみて、どのように見るのかを肌で体感してみることをお勧めします。

そして、市場を見る一つのツールとして、うまく移動平均線を利用していきましょう。