スワップポイントについて知ろう

FXによって得られる差益には、取引する為替の値動きによって発生する「為替差益」の他に「スワップポイント」というものが存在します。

スワップポイントとは

スワップポイントとは、取引をしている2つの通貨の間に発生する金利差のことを指します。


通貨には、それぞれに国が定める金利が設定されています。

主な通貨の金利は以下のとおりです。

主要各国政策金利表
通貨金利
日本円0.10%
米ドル1.00%
人民元4.35%
カナダドル0.50%
香港ドル1.25%
ユーロ0.00%
英ポンド0.25%
豪ドル1.50%
ニュージーランドドル1.75%
南アフリカランド7.00%
トルコリラ8.00%
メキシコペソ6.50%

※2017年4月現在

低金利の通貨と、高金利の通貨を例に、詳しく解説していきましょう。

日本円と人民元の場合

上記の表(2017年4月)の金利を元に、説明をしていきます。

日本円を持っている場合、0.10%の金利がつきます。対して人民元を持っていた場合の金利は4.35%です。


ここで、FX取引により人民元を購入するとします。この場合、日本円を利用して中国元を購入したことになります。


ということは、人民元を保有している=人民元の金利を受けることができるということです。


日本円と中国元の取引を行ったので、人民元金利4.35%から、日本円金利0.10%を引いた差額を受け取ることができます


(実際は、ここから取引業者の手数料も引かれた金額になります)

 

この場合、4.35%-0.10%=4.25%


得られる金利差は、4.25%です。

この金利差で発生するスワップポイントは、1年間ポジションを維持していた場合に貰える金額です。


スワップポイントは、ポジションを維持した日数分貰うことができます


ポジションを維持したまま決まった時間を経過すると、その日の分のスワップポイントが加算されるのです。


よって、1日あたりで貰える金額はこれを365で割った額になります。

1,000,000円相当の人民元を保有していた場合、1年あたり貰えるスワップポイントは


金利差4.25%×1,000,000円=42,500円


となります。

これを365日で割ると、1日約116円という計算になります。


※加算される時間や手数料の額は業者によって異なります

 

 

貰える場合もあれば、支払う場合もある

 

スワップポイントは、貰える場合もあれば支払う場合もあります


低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買えば金利差は利益となるわけですが、その逆パターンの場合ももちろんあります。


毎日スワップポイントを貰える場合と同じように、逆のパターンだと毎日スワップポイントを支払わなくてはなりません

 

 

日本の金利は低い

上記の表でもわかるとおり、日本の金利は非常に低いです


よって、FXで金利の高い通貨を保有している=スワップポイントを得られる、ということになります。

ほぼ毎日スワップポイントが得られるため、その金利差を狙って取引をする人も少なくありません。

上記の表から見てもわかるとおり、トルコリラや、南アフリカランドなどは、高金利通貨として有名です。


円高時に高金利通貨を買って円安時に売ると、スワップポイントと同時に為替差益を得ることも出来、スワップポイントを利用して利益を上げようとする人が多いの頷けると思います。

 

まとめ

いかがでしたか?


外貨預金等とは違い、毎日スワップポイントを受け取ることができるというのも、FXの大きな魅力だというのが理解いただけたかと思います。


実際に取引をする際には、金利にも注目してみることをお勧めします。